VBの基礎



　宣言、定義

コードでコントロールのプロパティを操作する時は、必ずコントロール名(オブジェクト名)とプロパティを「.(ピリオド)」で 指定します。常にどのコントロールを操作するのか明確にする。
Label1.Backcolor = &Hc000&

Imag1.Picture = Loadpicture ("C:\free.bmp")　　'イメージコントロールにファイルを読み込む

変数の宣言
Dim 変数名 As データ型

配列の宣言
Dim A(10) as Integer 'A(0)〜A(10)までの11個の要素をもつ配列
A(0)〜A(10)までの11個の要素をもつ配列

　データ型



Byte		バイト		1
Boolean		ブール		2
Integer		整数		2
Long		長整数		4
Single		単精度浮動小数	4
Double		倍精度浮動小数	8
Currency	通貨		8
Date		日付		8
Object		オブジェクト	4
String		文字列		文字バイト数
Variant		バリアント

ユーザ定義型(構造体)

いくつかのデータ型を組み合わせて独自のデータ型を作成できる。
定義部分は標準モジュールに記述する
Type Meibo　　　'名簿を管理する型

Name As String 　'名前
Nennrei As Integre　'年齢
Tel As Integre 　'電話

End Type
プロシャージャの中で活用。
Dim Class As Meibo

Class.Name = "山田太郎"
Class.Nennrei = 22
Class.Tel = 123456789

Print Class.Name
Print Class.Nennrei
Print Class.Tel

Const 定数

記号定数を定義する
Const MaxData = 360 'MaxDataを360とする


演算子

算術演算子		+
比較演算子		>
論理演算子		and
文字列連結演算子	&

算術演算子 

^	べき乗
*	乗算
/	除算
\	整数除算
Mod	あまり
+	加算
-	減算
-	負符号

　制御文



IF
条件式が真なら文１を実行、偽なら文２を実行
文１と文２は複数行に渡って書ける
If 条件式 Then
文１
Else
文２
End If

Select Case

条件式の値にしたがって対応するブロックを実行する、多方向分岐文
Select Case テスト式
Case 式１
文１
Case 式２
文２

Case Else 'どの条件にも一致しない
文 X
End Select

For Next

指定回数のループを行なう、回数範囲をループ変数で管理
For ループ変数 = 初期値 To 最終値 step 増分
文
If 条件 Then Exit For '任意の条件でFor文を終了させる

Next ループ変数(省略可)

While Wend

不定回数のループを行なう、偽の場合は一度もループを行なわない
While 条件式
文
Wend

Do Loop

条件が真である間、または条件が真になるまで処理を繰り返す。
前判定/間ループ
Do While 条件式
文
Loop

前判定/迄ループ
Do Until 条件式
文
Loop

後判定/間ループ
Do
文
Loop While 条件式

後判定/迄ループ
Do
文
Loop Until 条件式

Exit

ループから抜けるときに使う
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